松岡正剛とタピオカミルクティー。意外な取り合わせだと感じるかもしれないが、編集工学者・セイゴオにとっては日常的なアクセスなのだ。
9月1日(日)、レストランによったセイゴオが初めてタピオカミルクティーに挑戦した。金沢への出張中のことである。タピオカといえば、巷のティーンガールを賑わせる代物だ。編集工学者が取り組まないわけにはいかない。
いざ口にすると「意外とタピオカの粒って大きいね」と一言。気に入った様子で、スルリスルリと量を減らしていく。残ったタピオカ一粒一粒に狙いを定める様は、獲物を狩るハンターのようであった。
「逆吹き矢をしているみたいだな」。セイゴオの見立て編集。
寺平賢司
編集的先達:カール・ゴッチ。松岡事務所の期待のホープとして、千夜編集部やプロジェクトを仕切る。フィリピン人の母と日本人の父をもつハーフボーイ。調子のよさでは右にでるものがいない。